hoccorie

ものすご〜く久しぶりの読み聞かせ日記。

今日は卒業を間近に控えた６年生のクラスへ行ってきました。

６年生にはちょっと物足りないかなと気になりつつも、
やっぱり今日読んであげたい気分でこちらを選択↓


「ともだち」
文：谷川　俊太郎／絵：和田　誠


卒業前でみんなソワソワしてるかな？
と予想しながら　久しぶりの教室へ到着。

ところが予想は良い方に裏切られ、
とても落ちつき穏やかに過ごしていたのは、さすが６年生！

席を立っていた子たちも　声をかけるとすぐ着席してくれ、
静かに注目してくれる中　スムーズに読み聞かせ開始。


ともだちって
いっしょにかえりたくなるひと。

ともだちって
おとうさんやおかあさんにもいえないことを　そうだんできるひと。

ともだちって
みんながいっちゃったあとも　まっててくれるひと。

ともだちって
そばにいないときにも　いまどうしてるかなっておもいだすひと。

おかあさんとおとうさんも　ときどきともだちみたい。


見開きページに一文ずつ、短い言葉で綴られた
とてもシンプルで　当たり前で　大切なこと。

次のページをめくる度、一瞬の間を取りながら
ゆっくり　じっくり　読み聞かせました。


全員にちゃんと見えているかなと
時々みんなの方をチラチラ確認してみると

だれ一人しゃべる子も　よそ見する子もなく
集中して聞いてくれている様子。

それぞれが何かを感じてくれていることを実感し、
良い時間を過ごさせてもらったことに
感謝の思いで教室を後にしました。

帰り道、読み聞かせって本当にいいなぁとしみじみ、
その素晴らしさを再認識する一日となりました。


＜所要時間：間を取りながらゆっくり読んで約9分＞